時間に関する処理

この節にある関数は,現在の時刻を取得したり,グローバルタイマ (global timer) の開始や停止を行ったりします.タイマ関数は一つのグローバルタイマを使う ようになっているため撤廃されており, wxTimerwxStopWatch クラスを 代わりに使うべきであることに注意してください. 現在時刻の取得には, wxDateTime::NowwxDateTime::UNow メソッドも利用できます.



::wxGetElapsedTime



long wxGetElapsedTime(bool resetTimer = true)

最後に ::wxStartTimer が呼び出されてからの 経過ミリ秒を取得します.

resetTimer が真 (デフォルトの設定です) の場合,この関数を呼び出すと タイマをゼロにリセットします.

wxTimer も参照してください.

Include files

<wx/timer.h>



::wxGetLocalTime



long wxGetLocalTime(void)

ローカル時刻の 00:00:00 Jan 1st 1970 からの経過秒数を返します.

See also

wxDateTime::Now

Include files

<wx/timer.h>



::wxGetLocalTimeMillis



wxLongLong wxGetLocalTimeMillis(void)

ローカル時刻の 00:00:00 Jan 1st 1970 からの経過ミリ秒数を返します.

See also

wxDateTime::Now,
wxLongLong

Include files

<wx/timer.h>



::wxGetUTCTime



long wxGetUTCTime(void)

GMT 00:00:00 Jan 1st 1970 からの経過ミリ秒数を返します.

See also

wxDateTime::Now

Include files

<wx/timer.h>



::wxMicroSleep



void wxMicroSleep(unsigned long microseconds)

指定したマイクロ秒だけスリープします.実際には,全てのプラットフォーム でマイクロ秒精度が出るとは限りません (現状では,nanosleep(2) を 提供している Unix プラットフォームだけかもしれません). マイクロ秒精度を出せないシステムでは, wxMilliSleep(microseconds$/1000$) と同じ動作になります.

Include files

<wx/utils.h>



::wxMilliSleep



void wxMilliSleep(unsigned long milliseconds)

指定したミリ秒だけスリープします. usleep(3) を直接呼び出すのでは なく,この関数を呼び出よう勧めます.というのも, usleep は マルチスレッド安全ではないからです.

Include files

<wx/utils.h>



::wxNow



wxString wxNow(void)

現在の日付と時刻を表す文字列を返します.

Include files

<wx/utils.h>



::wxSleep



void wxSleep(int secs)

secs に指定した秒数だけスリープします.

Include files

<wx/utils.h>



::wxStartTimer



void wxStartTimer(void)

ストップウォッチを開始します; 経過時間は ::wxGetElapsedTime で取得します.

wxTimer も参照してください.

Include files

<wx/timer.h>



::wxUsleep



void wxUsleep(unsigned long milliseconds)

この関数は,引数をマイクロ秒でなくミリ秒で指定するようになっている という点で名前に間違いがあるため,撤廃されています.必要に応じて wxMilliSleep または wxMicroSleep を使ってください.

ymasuda 平成17年11月19日